2013年9月14日土曜日

メイドイン ジャパン

暑い8月も過ぎ去ろうとしていたある日・・・

ぼちぼち整備でもしようかな?と思っていると、
ある筋からバイク要らない?と声が掛かった。

そこにあるのは知っていたけど、多分アレだよね、日本製の。

画像を送ってもらった。






カブでもカスタムじゃないか。
4速、セル付きですよ。ノーマルの3速より1速多いんですよ、川崎さん。




やはり日本製。
数百キロしか乗られていないのに、雨なのか融雪剤なのか
リア周りにサビが出てきている。
もったいない、手をいれたら誰か乗るだろう、いやっ僕が乗る?
フィオリーノに乗せてガレージへと向かった。




いきなり出来上がったのではありませんよ?
作業中は泥やら油やらで手がドロドロなので写真はなし。




洗車から始まって、古いガソリン抜き取り、キャブはジェットが詰まっていたのでOH。
細部お掃除、磨き。


チェーンアジャスタは錆び深く、新品交換。
RショックやRスイングアームも気に入らないので良品交換。


 バッテリ交換、エンジンオイルにはエルフの化学合成油を奢った。





いざ試乗!とエンジン掛けると静か。タイカブや中華カブとは違う。
ポロロロ~っと調子良く走って一安心。

後ろのラビットが早く直せってニラんでます、怖っ。

2013年6月9日日曜日

ラビットネタ

またかよ?と思われるでしょうが、ラビットネタです。
フィオリーノはどうなった?
ええ、快調に走っていますよ。
15000キロを超えてエンジンもアタリが出てきてパワーも出てきていますよ。

ラビットs301Aという125クラスでポピュラーな機種です。
カラーセンスが昭和30年代としては抜群だと思います。


車体全体がほぼ鉄でできていて頑丈なことから商売で使われていることが
多かったようです、いわゆるゴト車かな。
なので荷物もしっかり載せることができます。

メーター周りも良く出来ています。

あれ、左グリップに数字がありますね?コレは3速マニュアルなんですよ。

といってもクラッチは遠心式なのでエンストはしませんよ。
けれどカブとは違ってクラッチレバーで任意に切れますし半クラも出来ます。
良く出来ています。




メイドインジャパン。

 おっとりした顔はベスパと違って日本顔です。













2013年6月2日日曜日

サイドカー、乗れるの?

本日は貴重なショットをご覧頂きましょう。

といってもフィオリーノとは全く関係なく、メイドインジャパンです。

何だか、変なサイドカーですね。
これは富士重工が作成したもので、ラビットというスクータに
取り付けるためのものです。
DS-1という型式で、中島飛行機時代の何かの燃料タンク流用だった
記憶があります。
そのためか、塗装の剥がれたところからジュラルミンらしき地肌が
見えています。

ただ、本体は軽いのですが、本車となるラビットスクータが
数馬力しかないので速さは全くありませんし、何より当時はスクータは
商売道具だったようでサイドカーなど数も出なかったようです。

中もこんな感じです。
当時は贅沢品だったんでしょうね。






2013年5月27日月曜日

避けては通れぬワイパー

むしむし・・・嫌ですねぇ、梅雨は。

ということはワイパーの出番も多いわけで・・・。
しかし、今までの経験ではイタ車のワイパーは暫くすると
直ぐに「ギゴゴゴー」とえげつない音で鳴き始めます。

レイン○を塗ろうが全く改善はされないのです。

そこで仕方なくワイパー交換ですが、これまたアームの形が
国産は当然、国内ボッシュにもラインナップ無しという・・。  






 フィオリーノ純正は多分バレオ製で、ゴム単体の交換も不可というシロモノ。
そこで欧州ボッシュで探したところ、ちゃんとフィオリーノ用がありました。
ただし、左右セットものしかありません。



日本ボッシュに製品番号で問い合わせたところ、
「そんなものありませんね、導入する予定もありません」と。
仕方ないので近所の欧州車を扱っているところで本国オーダ。
待つこと3週間、取付も特に問題なく快適なワイパー生活です。




ちなみにボッシュ製はブレードの先端パーツが脱着できるので、ゴム単体で
交換可能です。

後で知ったのですが、同様のアーム形状は近頃のルノー車と同じようです。
たしかカングーとかノーマルメガーヌとか・・・。
けれどルノーでしかオーダできないし、長さも違うしねぇ。